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生体医工学研究所

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丸尾研究室(ナノ材料科学)

ナノ材料を用いた微量物質検出及び人工光合成の研究

持続可能で安心安全な社会を築いていくためには、表面・界面の特性を利用した材料やマイクロ・ナノ材料の占める役割は大きなものがあります。研究室ではマイクロ・ナノ物質及び材料を用い、その表面・界面の特性を利用して応用化学分野へ貢献できる研究を展開しています。ナノ多孔体表面での反応は、固相反応とも液相反応とも異なります。この反応場を利用した独特の化学反応を組み立て、有機物質の検出を行っています。特に人から発せられる生体ガスと病気との関係に着目し、生体ガスの分析を行うことで予防医学へ展開できる分析チップを研究しています。

丸尾容子

研究シーズ

ナノ多孔体と化学反応を用いた呼気分析チップ

呼気成分と疾病の関係が徐々に明らかになっています。簡単に呼気成分を検知可能な方法があれば、自宅での健康管理に用いることができると考えられます。 アセトンの他にもホルムアルデヒド、一酸化窒素、二酸化窒素、ノナナールなどの分析チップを研究しています。

非侵襲な呼気分析